ショウワノート、ラオスから勲章受賞

ショウワノート(東京本部・中央区日本橋、社長・高崎時彦氏)
の高崎社長は、継続した海外支援が評価され、
6月19日、ラオス人民民主共和国政府の招きで同国を訪問、
同国副首相兼外務大臣から勲章(Medal of Development GradeⅡ)を受賞した。

 式典は、首都・ビエンチャンにある政府マイティ−チット・ゲストハウスで行われ、
ラオスの官僚を始め在日ラオス大使やラオス日本大使が出席した。
副首相は「政府が勲章の授与を決めたのは、ショウワノート
ラオスの発展に寄与したことによる。
毎年ラオスの子供たちに文房具のプレゼントを続けていただいており、
友好関係を深めた貢献度は大きい」と挨拶。高崎社長は「今後も出来る限り
継続していきたい」と謝辞を述べた。

平成10年、日本とラオスの文化的・教育的交流と産業経済の調整等を目的に
「日本・ラオス総合協力協会」が富山県で発足し、
高岡市に本社工場を持つショウワノートにも協力要請があったのがきっかけ。
趣旨に賛同した高崎社長は早速、ラオスに同社製品約1000万円分を寄贈、
以降、毎年文具を送っている。

原文はこちらをどうぞ。

ラオス少数民族、米移住開始、内戦終結から29年目

blockquote>ラオス内戦終結後、タイに逃れ
中部サラブリ県タムクラボック寺院のキャンプに収容されている
ラオス少数民族のモン族の米国移住が21日、開始された。

第1陣として25人が米民間航空機で西海岸サンフランシスコに向かった。
内戦終結から29年目にして、
タイに残されていた最後のラオス難民キャンプが閉鎖される見通しとなった。

キャンプにいるモン族難民は1万5,000人。
来年末までに順次、移住する予定だ。
タイ政府は難民移住完了後、キャンプを閉鎖する考え。

タムクラボック寺院にいるモン族の難民1万5,000人について、
タイはラオスに帰国受け入れを要請したが、ラオスはこれを拒否、
対応をタイに一任していた。
米国が受け入れを認めたことで、ようやく難民問題が解決することになった。

モン族はラオス内戦中の1960〜70年代、共産勢力と右派勢力に分かれ、
同じ民族同士で死闘を演じた。
右派勢力は米中央情報局(CIA)に協力して
共産勢力のラオス愛国戦線(パテト・ラオ)と抗戦したことから、
75年の共産革命成立後、徹底的に弾圧され、多くがタイへ避難してきた。
現在でも一部勢力がラオス中部山岳地帯を拠点に
散発的なゲリラ活動をしているとされる。(NNA)

タイの難民キャンプは
安井清子さんの活動がさきがけとなって
日本でも知られるようになったのではないでしょうか。

第1世代と第3世代との間でモン語が通じないという
問題は、アメリカへの移住によって更に深刻を増すのではないか懸念されますね。
空の民(チャオファー)の子どもたち―難民キャンプで出会ったラオスのモン族でもその片鱗を
垣間見ることができます。

空の民(チャオファー)の子どもたち―難民キャンプで出会ったラオスのモン族

6/22〜 タイと石油取引価格会議

先週の金曜日、商業省はタイの石油会社と
22日に石油の取引価格のつりあげ防止について討議することを明らかにした。
会議には商業賞の高官、及び石油輸入会社が出席する予定だ。
商業省の副大臣である Siaosavath Savengsuksa氏は
世界市場の値段の高騰の影響がラオスに及ばないようにする意義があると指摘する。

ラオスにおける石油価格は2回の変更を経て上昇傾向にある。
外市場では値段が1barrelあたり42$から39$に下がっているにもかかわらず、
ラオス国内の石油価格を吊り上げるのは早急すぎると政府は指摘している。
一部では7月にOPECの会議により石油の生産量が変化する可能性があるので、
それまで具体的なアクションは避けるべきだという意見も見られる。

現在のビエンチャンの石油価格はリットルあたり5,267Kipから5,730Kipへ値上がりしている。レギュラーは4,582Kip、ディーゼルは4,283Kipで取引されている。

詳細はこちら(Vientiane Times)

国内に資源は眠っているものの、エネルギーの大部分を占める石油を
輸入に依存していることのリスクの大きさは
どこの国もかわりませんね。

ラオス語生活便利情報誌

 

神奈川県綾瀬市では、暮らしやすい環境づくりをすすめることを目的にして、外国人の生活を支援するため、多言語情報資料「あやせシティライフ」の作成、外国語刊行物コーナー等による生活情報の整備を行っています。

 多言語情報資料「あやせシティライフ」の作成
綾瀬での日常生活の基本的ルールや便利な情報を、翻訳協力者により、9か国語に翻訳して作成しました。配布は、市役所市民ホールや公共施設の配布コーナーのほか、希望者に送付しています。

1 対象
 日本語が分からない外国人

2 内容
 暮らしやすい環境づくりのための基本的なルールや便利な情報

3 項目
 (1) 生活ガイド、(2) 生活マップ、(3) イベント情報、(4) 情報コーナーなど

4 言葉
 日本語と9言語(ポルトガル語タイ語・ハングル・ラオス・英語・スペイン語・中国語・ベトナム語カンボジア語)のうちひとつを並べて表記

5 仕様
 1使用言語ごとにA3判両面で各1枚、A4判4ページ分

6 配布
 市役所市民ホールや公共施設の配布コーナーのほか、希望者に送付しています。

7 既刊
 テーマ (1)病気ケガ(平成12年12月発刊)
      (2)税金(平成13年2月発刊)
      (3)レクリエーション(平成13年7月発刊)
      (4)子ども・教育(平成13年10月発刊)
      (5)仕事(平成14年12月発刊)
      (6)緊急の時(平成15年3月発刊)

お問い合わせは、
郵便番号252-1192 神奈川県綾瀬市早川550番地

綾瀬市役所 環境市民部 男女共同社会課 男女国際推進担当

TEL :0467-77-1111(代表)内線3201・3202

詳細はこちらをどうぞ。

ヨーロッパからの旅行者数減少

2004年度1−4月におけるラオスへのヨーロッパからの旅行者が、
昨年の同時期に比べて減少した。
しかし、観光庁によると
近隣諸国からの旅行者の増加によってこの数字は相殺されている。
具体的な数字の基準は定かではないが、
観光庁は昨年度に636,631人の観光客が8700万ドルを消費したのに対して、
今年度は747,829人の観光客が
1億600万米ドルを消費すると見込んでいる。
今年度の1月から3月にかけて、前年度は183,660人だった旅行客が200,650人に増えた。
ヨーロッパからの旅行者が2%減少したのに対して、
地域からの旅行者数は13%もアップしている。

Interlao Tourism Companyの次長であるKhamtan 氏によれば、
彼のビジネスは15%減少したそうだ。
「ヨーロッパからの旅行客は、プランを事前に決定する。
鳥インフルエンザの影響がが薄まったとはいえ、
アセアンの諸国にとっては深刻な問題だからね。」
「たとえアジアの観光フォーラム期間中のプロモーションが効果的だったとしても、
それは即時の結果をもたらさないでしょう」と彼は付け加えた。

しかしながら、同様にビジネスが低下した
Diethelm旅行会社に勤務するKampha Thepvongsa次長は
多くのラオス人が休暇中に国内旅行に出かけるようになっており、
これが多くの旅行会社にとってオフシーズンの貴重な収入源になっていると話す。
「私どもの会社では、ラオスや近隣諸国のツアーを組んでいます。」

近隣諸国からの旅行者ではタイ人が圧倒的だが、
今年の1-4月ではタイからの旅行者数は5%ダウンしている。
それに対して、ベトナムからの旅行者数は昨年に比べて362%も増加している。
中国の観光客は42パーセント、
またシンガポールの観光客は48%アップした。

原文はこちらです。

鳥インフルエンザSARSと同様に脅威でしたからね。
ラオスベトナムまでとはいかないにしても、
鳥インフルエンザの被害はあったようですけど。

シンガポールの旅行者数増加の原因が
ビザフリーにつながったのでしょうか。

雨降りやまず

月曜夜に首都を襲った大雨は、嵐のためにもう2日近く降り続いている。
ラオス南部では、気象予報士が言うには、「明日か明後日には、雨は弱まるでしょう。
洪水が多発し、排水システムが遅いので、水かわずかにしか残っていない。」
気象庁の長官であるNithirath Somsanith氏は、今年はラオスの南部および中央に大雨がほとんど限定されるだろうと言う。
1月から5月にかけての雨はほとんど全国的に降り続いた。
「今年、PhongsalyとSavannakhetの間で、平均よりかなり多くの雨が降りました。
Phongsalyでは、平均降水雨量が約385.9mmです。471.1mmは尋常ではない。」とのことだ。

ビエンチャンで爆発

ラオス人の首都であるビエンチャンのホテルに沿ったフェンスの近くで、
火曜日の夕刻に爆発があった。
RFAの報告書によると、死者・負傷者は報告されていない。

(詳細)

火曜日の午後7:40ごろ、ビエンチャンの中心部の外国商業銀行の反対に位置するランサーンホテルの外側の塀付近で爆発があった。

当局によると爆発による影響はほとんどないとのこと。
使用される爆発物はC4プラスチック爆弾で、
2002年のバリでの爆発に使用されたものと近似しているということであった。

最近爆発と聞くとテロとリンクさせて
考えられやすい世相ですが、今回もなにか関連性があるのでしょうか。
ラオスは意外にサウジアラビアからの旅行者が多いので
その可能性は否定できないでしょうね。
入国審査も他国に比べると甘いですし。