ヨーロッパからの旅行者数減少

2004年度1−4月におけるラオスへのヨーロッパからの旅行者が、
昨年の同時期に比べて減少した。
しかし、観光庁によると
近隣諸国からの旅行者の増加によってこの数字は相殺されている。
具体的な数字の基準は定かではないが、
観光庁は昨年度に636,631人の観光客が8700万ドルを消費したのに対して、
今年度は747,829人の観光客が
1億600万米ドルを消費すると見込んでいる。
今年度の1月から3月にかけて、前年度は183,660人だった旅行客が200,650人に増えた。
ヨーロッパからの旅行者が2%減少したのに対して、
地域からの旅行者数は13%もアップしている。

Interlao Tourism Companyの次長であるKhamtan 氏によれば、
彼のビジネスは15%減少したそうだ。
「ヨーロッパからの旅行客は、プランを事前に決定する。
鳥インフルエンザの影響がが薄まったとはいえ、
アセアンの諸国にとっては深刻な問題だからね。」
「たとえアジアの観光フォーラム期間中のプロモーションが効果的だったとしても、
それは即時の結果をもたらさないでしょう」と彼は付け加えた。

しかしながら、同様にビジネスが低下した
Diethelm旅行会社に勤務するKampha Thepvongsa次長は
多くのラオス人が休暇中に国内旅行に出かけるようになっており、
これが多くの旅行会社にとってオフシーズンの貴重な収入源になっていると話す。
「私どもの会社では、ラオスや近隣諸国のツアーを組んでいます。」

近隣諸国からの旅行者ではタイ人が圧倒的だが、
今年の1-4月ではタイからの旅行者数は5%ダウンしている。
それに対して、ベトナムからの旅行者数は昨年に比べて362%も増加している。
中国の観光客は42パーセント、
またシンガポールの観光客は48%アップした。

原文はこちらです。

鳥インフルエンザSARSと同様に脅威でしたからね。
ラオスベトナムまでとはいかないにしても、
鳥インフルエンザの被害はあったようですけど。

シンガポールの旅行者数増加の原因が
ビザフリーにつながったのでしょうか。