卒業式

今日は卒業式でした。
電車に乗るまで会場がどこだか分かっていませんでした。
恥を承知で後輩にメールを送り
数分後ホームをまたぐ・・・(笑)
何とか開始時間までに間に合いました。

卒業式はなかなか、ウチの校風が出てていい卒業式でした。
というのは各専攻語の(主に)ネイティブの先生が
専攻語で挨拶をして、総代を読み上げます。
英米と自分の専攻以外の先生の言ってることは
ほとんど分からずただ聞いているといるのみ。
でも、「ああ、こんな語科もあったんだなあ」と
最後に自分の大学の全体を見渡すには
もってこいの二時間三十分でした。

卒業証書を受け取って
しみじみこの五年間長かったなあと思ったなあ。
中退しようとは考えなかったけど
先が見えなかったり
理不尽な憂き目にあったりして
対人関係に悩まされた日々だった。

そのあと、仲のいい後輩の好意で
花束をいただいた。
そういえば花をもらうなんて何年ぶりだろう。
若草色の和紙のなかに、まあるい花が
きれいに収まっていて
しみじみ嬉しくて、やっと実感がこみ上げてきた。
会場を抜け出し、池袋のIN THE ROOMの三階の紅茶専門店
お茶をする。
イギリス旅行帰りだったので大量の写真を見ながら
キューンと冷えたアイスティー
後輩イチオシのかぼちゃプリンをいただく。
かぼちゃプリン、まろやかで野菜くさくなくて
大変美味しい。
ここのカフェは初めて来たけど混んでないし
お茶もいっぱい種類があってつぼにはまる。
若干二十歳にして、ここの常連の後輩に脱帽。
結婚祝いももらっていたので
目白の輸入食材屋で六本だけ限定販売していた
トスカーナのオリーブオイルボトルをプレゼントする。
一見ボトルがまったくワインと同じ形をしているので
後輩はワタシがカフェでお酒を取り出したと
焦ったみたい。そりゃ焦るよねえ。

そんなこんなをしていたら
夜風がきつくなってきたので
六時半からの専攻語の飲み会は避けて
帰ってきた。
こういう臨時の行事は大事って分かってるんだけど
それ以上にだんなさんが帰ってきたときに
くつろげるだけの部屋の環境を整えるっていう
(ごみがないとか、ご飯があるだとか)
優先順位が自分のなかでかなり高いので
そういう割り切り方は
外から見たらちょっと引かれるほど冷酷かも。
そういうわけで今Hpを更新中。