バス券

実家からくすねてきたぼろいデジカメを開けたら
はらりと落ちてきた長いカード。
???
写真を見てはっと思い出しました。
な、なつかしい。。。。


ブツはチンチンバスの定期券でした。
もう3年前にもなるけど、チェコに留学してたときの。
ズリンというスロバキア国境に近い街に学校があって
そこからオトロコビッザというところまで
チンチン電車に乗り
そっからナパエドラという街まで車という。

住んでいたときは冬だったんだけど、そういえばチェコの学校は7時からはじまるから
朝五時半起きして、シャワーを浴びて
のけぞってしまうほど甘ったるいお菓子と濃いコーヒーをぶっかけて
ダッシュしたんだよなあ。
しんどい留学だったなあ。


で、10時半ごろちょっとした休み時間があって
そのときにみんな黒パンにチーズやサラミをはさんだ
サンドイッチやりんごを寒い廊下で食べていた。


お昼には終わるはずなんだけど
そっから補習だかなんだかで
帰宅すると結局夕方近くなってた。


チェコと言って思い出すのだほんとに寂しい景色で
次にドイツへ行ったときに「なんて清清しく明るいんだろう」と感動した。
にもかかわらず、今一番覚えていてもう一度行ってみたいのは
チェコなのだから不思議だ。
あの、なんかさびれーてどこかさみしいところがいいんですよ。
ご飯はクネドリッキだっけ?
あの、かたい蒸しパンにラードをばしばしかけたやつ。
あれはもう食べたかないけど。