結婚式

友人が結婚するので新橋の「新橋第一ホテル」へ。
思えば、結婚式へ行くのは中学生以来だ、
しかもうちは神道なので、神前式ばかりだったので
今回はキリスト教ちっくな教会式で、それが楽しみでもあった。

今回は受付を頼まれていたので、少し早めに到着。
げ、なんかお腹がすいているような・・・披露宴まで少し時間があるんだよな。
なぜか新橋の高級なホテルの前に「はなまるうどん」のにぎやかなオレンジの
看板が見える。むむう、一人なら絶対食べるけど。
「ねえねえ、えみちゃん。お腹すいてない?」
「いや。私朝ごはん食べてきたし]
という友人のつれない返事。そんなもんわしも食べてきたわいと思いながら
いざ会場へ。


四階のエレベーターの扉が開くと純白のウェディングドレス姿の友人がいて
一瞬目が点になる。
それにしても谷亮子じゃないけど、ウェディングドレスのすその長いこと。
もったりしてひきずっているのを見ると、宮崎アニメに出てきそうな
キャラを思い出す。
うちらも更衣室へ行って着替える。
今日は友人からの希望で、ラオスの民族衣装ということだったので
祝祭用のちょっとゴージャスなシンという巻きスカートをはく。
しかし、これに合うトップスってなかなかないんよねえ。
友達はパーティーメイクを勘違いして、なんだか南国の花のようなメイクになっていた。サロンとかのほうが似合いそう・・・(笑)


さて。今回はキリスト教ちっくな結婚式だったわけなんだけど
式のほうも出席させていただけました。
感想は・・・「へえ・・・・」
ちっくはあくまでもちっく。
やっぱり宗教によって全然結婚のかたちって違うんだなと思いました。
私が行った式は、ホテルの一角の(普通の宿泊客も通っている!)スペースに
もうけられた簡易祭壇のようなところで公開!ってかんじで式をしていました。
しかも新郎新婦入場のときには、吹き抜けになった二階から
綿の雪がひらひらひら・・・・・
これが第一ホテル名物の「雪のウェディングか!」
いやー、ホームページでやるときから絶対企画もの好きなヤツなら
やると思っていたけど、ほんまにやるとは(笑)
しかしこれって本当に妻の趣味の独壇場だなあ
自分に置き換えたらやってらんねえなあと思いながら
カメラ撮ってました。


で。披露宴。
食べてりゃいいのか・・と思っていたらご両親がビールをつぎにまわってきたり
お色直しのときには一緒にシャボン玉をふいたり
余興の打ち合わせで行ったり着たりと
南国の友人はなかなかコースを食べられる余裕がなかったみたいで気の毒に。
私はがつがつ食べていました。
だってご祝儀もしっかり払っているんだし
食べなきゃソンソン。

あ、ちなみにメニューは
(本当はもっと複雑な名前がついてるけど省略)
・サーモンのまりね
・マッシュルームとしいたけのスープ
 (強烈なきのこの香りがして、きのこ好きにはたまらない一品)
・海岸物語(しょうたいははんぺんもどきだ!)
・青りんごのシャーベット(ちょっと香料ぽかった)
・ばっついロースとビーフ(美味しかった★添え物のじゃがいもをうらごしたものが相性がよくて)
・フランソワージのシャーベット&ケーキ
・ウェイディングケーキ、いちご添え

味はまあまあ。スープとロースとビーフは美味しかった。
でもアルコールあんまり飲めないので、ウーロン茶にしたんだけど
なかなかおかわりがこなかったので、少々つらかった。
でもソフトドリンクを頼むのは、係りの人にとってはいい迷惑なんだよ
と。あとでだんなにたしなめられた。
確かにグラス一つだけ持ってきてくれてたもんなー。
しかも親族の方がついでくれたビールとかも残ってるわけだし
本当はどれを飲んでいるなんて、見てない限りわかりにくいよね・・・・
私にウーロン茶をついでくれたお兄さん、ありがとうございました。


それにしても披露宴ってテレビのやらせまでにわざとらしいというか
演技はいっているというか・・・見ているほうもなえるくらいだから
当事者(特に男)にとってはどんなもんかうかがえるってものだ。
うう、新婦の勝ち誇ったような表情がいたい・・・

唯一感動したのは両親への手紙。
これは選曲に。
手紙を読むときは暗闇でスポットライト(今、ストップウォッチと書きそうになった・・・)で無音だったんだけど、感動の最後の一句をお読み終わった瞬間
Spice Girls」のファーストアルバムの、サビが「マーマアイラーブユー」って言ってるあれあれ、そう、あれのイントロが流れたんですよ。
「ミーファーソーファミレシーファミレシーレミラーソー」
(ファには♯がついています。)からはじまるあのいいイントロです。
なんていい選曲なんだ。
おもわず音楽に涙腺にぐっときました。


引き出物は若い人らしく実用的なもので
カタログから好きなものを選べるやつと
(なんとエステや寝入るサロンまであってびっくり!進化してるのねえ)
美味しそうなチーズケーキ、赤飯の形をした金平糖、あと披露宴でふいた
シャボン玉セット(笑)

どうせ金平糖なんて食べないだろうなと思って
松戸駅金平糖とシャボン玉は捨てた。
と、思ったらおじさんがすごい勢いでダイビングして
金平糖をさらっていってくれたので
あまり捨てたという罪悪感にさいなまれずにすんだ。