ラオスASEAN会議で外国人記者へ異例の取材自由を保証

ラオスは、11月に開催されるのASEAN首脳会議、及び翌年のASEAN会議で、
先例のない外国人記者の取材の自由を認めることを明らかにした。

ラオスは、月曜日に第38 ASEAN常任委員会の議長国となった。
外務大臣Somsavat Lengsavad外務大臣はは、内陸国であるラオスがアセアン首脳会議、(AMM)、及び翌年のアセアン地域フォーラム(ARF)を中継する約1000人の
外国人記者の入国を許可する予定であることを表明した。

Somsavat外務大臣によると、ラオスの生活を記録するためにも、
外国人記者には交通の自由が認められるそうだ。
「私たちは、ラオスの取材を希望する外国人ジャーナリストを歓迎する意向だ。」、
火曜日のフランス・プレス社の取材に対して外務大臣はそう答えた。

「政府は記者のために1,000室の宿泊場所を手配している。
ご希望に添えるよう願っている。」と大臣は続けた。

ラオ族の共産党政府は、以前から国内において、政府を批判したり
刑事上の訴追を弱体化させたと見なされた記事を制限し続けてきた。
今年三月に発行された米国国務省の人権慣習に関するカントリー報告書によれば、
国内における印刷メディアおよびテレビ局はすべて国有で、
テレビ・ニュースおよびトークショーは政府の政策や管理手法に基づいて構成されていた。
インターネット・サービスはさらに政府の管理の下のもとにある。

しかしながら、ラオスの政府はテレビとラジオ放送に関しては
海外からの放送を許可している。また、アジアと西側諸国からの新聞は、
政府の許可を受けた個人焦点で販売されている。
さらに、ラオス人はタイのテレビやラジオに触れるることができ、
多少ぼかされた2国間の文化の違いを垣間見ている。

外国人記者は、ラオス入国の際特別なビザの取得が要求され、
公式な同伴者と取材を共にしなければならない。
昨年ヨーロッパの2人のジャーナリストが、観光ビザでラオスに入国し、
政府の少数民族であるモン族に対する政府の扱いに関する報告書を
まとめようとしたとして、ラオスは懲役15年を宣告した。
ジャーナリストは5週間後に解放された。

原文はこちらです。

議長国ともなれば、否が応でも諸国の目にさらされることになるので
柔軟な姿勢を見せたのでしょうか。

余談ですが、ラオスの刑務所は郊外の「ナムグムダム」のなかに浮かぶ
男島」、「女島」にあり観光地としても有名です。
遊覧船まで出ているので、機会があれば是非。